食材・加工食品からコンビニのお惣菜まで、飲食品の美味しさと安全性を長く保つため先進食品工場で導入されている「ガス置換包装」技術をついに卓上で実現!
ガス置換包装は飲料や食材や加工品を含む多くの食品の製造や包装で使用されており、飲食品を劣化させる空気を抗酸化ガスで置換する技術です。

身近な食品では、ワインなどは製造時にガス充填されており、そのため何十年も保存できています。またコーヒー豆、茶葉、ポテトチップス等の油分の多い食品において、窒素ガスで空気を置換したアルミ包装を使用し、風味を維持しながら、油の酸化や変色を防ぎ、長期間新鮮に保つために使用されています(プラスチック包装は水分や酸素を透過するため)。また近年ではコンビニエンスストアのお惣菜も窒素ガスや炭酸ガスで空気を充填し包装しています。

しかしながら、そういったガス置換された飲食品も一度開封してしまうと残りは後は空気保存になり、酸化や細菌により急速に劣化します。
弊社ではご家庭を含む小規模施設でも卓上で簡単にガス置換包装ができるシステム、抗酸化システム ルンゴプロシリーズ、を開発しました。
飲食品の容器内にワンプッシュ噴射するだけで、風味を維持しながら、酸化・変色・細菌の繁殖を抑制し、飲食品を長期間新鮮に保ちます。

 

【使用用途】

  • 食材、生鮮食品、加工食品などを含むあらゆる飲食品の保存
  • 残った飲料の保存
  • 残った食材や調理品を含む食品の保存
  • 調理品(お弁当やお惣菜など)の包装(酸化や細菌繁殖による味落ちや感染対策)
  • コーヒーマシンや自動販売機内の飲食品の保存
  • 釣った魚や生鮮食品のクーラーボックスやトロ箱での輸送時の保存

【使用目的】

あらゆる飲料・食品の保存や包装に使用でき、空気保存と比較して、食材の種類や保存環境により約2~16倍新鮮に保てます。

ルンゴCO2を使用する場合

  • 低価格での酸化抑制
  • カビや食中毒菌を含む細菌の繁殖・害虫抑制
  • エチレンガス腐敗抑制(果実・野菜・生花など)
  • 酸味・発泡性補填

ルンゴN2を使用する場合

  • 風味維持
  • 酸化抑制(油脂の多い食品(オリーブオイル、ポテトチップス、菓子類など)にも効果大)
  • 変色抑制
  • カビの繁殖抑制力

 

【抗酸化システムの構成】
基本部分は

  • ガス噴射装置 (マルチレギュレーター)
  • ガス噴射ノズルアダプター
  • ガスカートリッジスタンド
  • 消耗品の抗酸化ガスカートリッジ (ルンゴN2/高純度窒素ガスまたはルンゴCO2/高純度炭酸ガス)

で構成されています。用途に応じてオプション品、お求めやすいセットやキットもあります。

【ボトル内の酸素欠乏状態の維持試験結果】
ボトルに抗酸化ガスを噴射後、キャップをせず、約40分間は酸素のほとんどない状態を保てます。

【使用法】

使用法は飲食品が入った容器(ボトル、食品袋、食品ケース、キャニスター、クーラーボックス、食品トロ箱、冷蔵庫、冷凍庫内など)に用途に応じた抗酸化ガスを噴射します。
0.5リットルのボトルや容器にワンプッシュ(約0.3~0.5秒)噴射します。冷蔵庫・冷凍庫、トロ箱などの大きな容器には 2リットルにつき1秒程度のガス噴射してください。


 

【ルンゴシリーズ共通の2種類の抗酸化ガスカートリッジ】

*装着したガスカートリッジは途中で交換はできません。(取り外すと残りのガスがすべて抜けてしまいます)

 

 

 

【期待される効果】

期待される効果は開栓したワインは注ぐたびにワンプッシュ噴射、キャップをして冷蔵保存すれば約48日間、美味しくいただけます。

(ルンゴN2→熟成の高い風味あるワイン、ルンゴCO2→軽めのドライなワイン)

 


参考情報

【食品(飲料を含む)の変質の原因】

食品の変質(色や香り、味などが失われ、食用に適さなくなること)を引き起こす要因の中でも、カビや細菌を含む微生物の繁殖酸化は高確率に発生します。

 

【微生物の繁殖】

室内には1㎥に数百から数千の細菌が存在し、常に数十から数百の細菌が落下しています。清潔な調理場でも開栓したボトルを放置すると、10分程度で10個以上の落下菌が混入します。
たった一つの細菌でも「あっ」という間に食中毒の発症するレベル(10万個)まで繁殖します。
例えば、朝7時に作ったお弁当にたった一つの食中毒菌の腸炎ビブリオが落下し、37℃で保存すると10時には約100万個に繁殖します。
食中毒の起因菌の多くは嫌気性菌(酸素なしで繁殖)のため、真空包装や窒素ガス包装では繁殖を抑制できません。炭酸ガス置換が有効です。(クロストリジウム属など一部の菌を除く)(ガス置換各種論文参照)     

 *炭酸ガスの抗菌作用のメカニズムは完全には解明されていませんが、カビ・好気性 菌・嫌気性菌など幅広い微生物に対して効果があり、pHを下げ、また細菌の細胞 に浸透して抑制や死滅させると考えられています。

 

【酸化】
酸化とは電子を失う反応です。物質に酸素が化合する、あるいは物質から水素が奪われ電子が放出されます。酸化は酸素の存在下、温度が30~40℃、光によってそのスピードは加速します。
身近では鉄が錆び、リンゴの切断面が変色する反応です。食品の酸化は風味や色を変質させ、多くの場合は好ましくない変化です。また酸化したアルコール飲料は体内でアセトアルデヒド
(発癌性物質)を生成するため、酸化した食品を摂取しないことは健康のために重要です。

微生物の繁殖や酸化により食品が変質してしまうと、二度と元の状態に戻りません。
そのため、美味しさ、新鮮さを守るためには、食品を微生物や空気に触れさせない事が解決策になりますが、開封後の食品や調理した食品は困難なため「微生物の繁殖」や「酸素の溶け込みによる酸化」や『二酸化炭素やアルゴンの溶け込みによる風味変化」をさせない対処が必要です。そのために抗酸化システム ルンゴプロシリーズが生まれました。

 


【開発経緯】

国内外でも飢餓で苦しむ人間を含め動物はいまだにたくさん存在します。

日本の1年間の食品廃棄物(2018年度) は約2,500万トン(世界は13億トン)、そのうち可食部分の食品ロスは600万トンで、国民1人当たり年間約48㎏です。世帯当たりの消費支出のうち食料支出は全体の約25%占めていますが、実は約8%分は廃棄されています。

日本では食べ残しや期限切れに関連した廃棄が食品ロス全体の80%以上を締めています。
もし、食べ残しを含む調理品を美味しさや安全性を維持して消費期間を延長でき、そしてまた開封後の食品の賞味期限を延長できれば、食べ残しや期限切れによる廃棄は減少し、その結果、事業でも家庭でも食料へのコストや出費は軽減され、また最終的には日本の食品ロスの削減に貢献できると考えています。

 

【先進食品工場での包装技術-ガス置換包装】

食品の変質(風味ロス、変色、酸化、微生物繁殖による変敗・腐敗)を抑制し、新鮮さ、安全性を長期間維持するため、包装ラインにMAPシステムなどガス置換包装システムを導入する先進食品工場が増加しています。2021年、いくつかのコンビニエンスストアではお惣菜にもこの技術を導入し、賞味期限の延長に成功しています。

コーヒー豆、茶葉、ポテトチップス等の油分の多い食品には、水分や酸素を透過させるためプラスチック樹脂は使用せず、アルミ包装でガス置換をしています。
食中毒菌対策では、食中毒菌の大半が嫌気性菌であり、真空包装や窒素ガス包装では繁殖を抑制できないため、炭酸ガスまたは炭酸ガスと窒素ガスの混合ガス置換が頻繁に使用されています。

しかしながら、ガス置換包装には大掛かりなシステムが必要で家庭を含む小規模な施設では導入が困難な事、また折角ガス置換包装された食材や食品も、一度開封してしまうとその後は空気保存になるため、どこでもお手軽にガス置換ができるシステムの出現が求められていました。

 

【抗酸化システムの開発】

抗酸化システム ルンゴプロシリーズは、 臓器移植用臓器のロングライフ化を目指した医療機器の開発段階で生まれた製品です。小規模の食品製造・調理所やご家庭の卓上で簡単にガス置換ができるシステムです。

大型のガス置換包装システム同様、食品の変質を抑制し、美味しさ、新鮮さ、安全性を長期間維持します。使用用途は「開栓・開封した食品の保存」、「食べ残しや残った調理品の保存や包装」、「小規模製造品や調理品の包装」にご活用いただけます。

 


焙煎したコーヒー豆ではキャにスターを開ける度にワンプッシュ噴射、蓋をして室温保存すれば約3カ月間、色艶や風味を維持して美味しくいただけます。

その他食材や食品類も酸化やカビを含む細菌繁殖の抑制効果により、通常の空気保存と比較して2から8倍の期間、劣化を抑制できます。

また、生鮮食品では酸化による細胞破壊からの栄養や水分の流出(ドリップ)を抑制します。

*保存する食材の種類、ガスの充填量、保存環境(温度・湿度・気圧)によって期待される劣化抑制期間は異なります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユーザー様でのご使用経験の一部