食材・加工食品からコンビニのお惣菜まで、飲食品の美味しさと安全性を長く保つため先進食品工場で導入されている「ガス置換包装」技術をついに卓上で実現!

【食品(飲料を含む)の変質】

食品の変質(色や香り、味などが失われ、食用に適さなくなること)を引き起こす要因の中でも、カビや細菌を含む微生物の繁殖と酸化は高確率に発生します。

 

【微生物】

室内には1㎥に数百から数千の細菌が存在し、常に数十から数百の細菌が落下しています。清潔な調理場でも開栓したボトルを放置すると、10分程度で10個以上の落下菌が混入します。たった一つの細菌でも「あっ」という間に食中毒の発症するレベル(10万個)まで繁殖します。例えば、朝7時に作ったお弁当にたった一つの食中毒菌の腸炎ビブリオが落下し、37℃で保存すると10時には約100万個に繁殖します。*炭酸ガスの抗菌作用のメカニズムは完全には解明されていませんが、カビ・好気性 菌・嫌気性菌など幅広い微生物に対して効果があり、pHを下げ、また細菌の細胞 に浸透して抑制や死滅させると考えられています。

食中毒の起因菌の多くは嫌気性菌(酸素なしで繁殖)のため、真空包装や窒素ガス包装では繁殖を抑制できません。炭酸ガス置換が有効です。(クロストリジウム属など一部の菌を除く)*炭酸ガスの抗菌作用のメカニズムは完全には解明されていませんが、カビ・好気性 菌・嫌気性菌など幅広い微生物に対して効果があり、pHを下げ、また細菌の細胞 に浸透して抑制や死滅させると考えられています。

【酸化】
酸化とは電子を失う反応です。物質に酸素が化合する、あるいは物質から水素が奪われ電子が放出されます。酸化は酸素の存在下、温度が30~40℃、光によってそのスピードは加速します。
身近では鉄が錆び、リンゴの切断面が変色する反応です。食品の酸化は風味や色を変質させ、多くの場合は好ましくない変化です。また酸化したアルコール飲料は体内でアセトアルデヒド
(発癌性物質)を生成するため、酸化した食品を摂取しないことは健康のために重要です。

微生物の繁殖や酸化により食品が変質してしまうと、二度と元の状態に戻りません。
そのため、美味しさ、新鮮さを守るためには、食品を微生物や空気に触れさせない事が解決策になりますが、開封後の食品や調理した食品は困難なため「微生物の繁殖」や「酸化」を進行
させない対処が必要です。そのために抗酸化システム ルンゴプロシリーズが生まれました。

 

【食品ロスの現状】

日本の1年間の食品廃棄物(2018年度) は約2,500万トン(世界は13億トン)、そのうち可食部分の食品ロスは600万トンで、国民1人当たり年間約48㎏です。世帯当たりの消費支出のうち食料
支出は全体の約25%占めていますが、実は約8%分は廃棄されています。

日本では食べ残しや期限切れに関連した廃棄が食品ロス全体の80%以上を締めています。
もし、食べ残しを含む調理品を美味しさや安全性を維持して消費期間を延長でき、そしてまた開封後の食品の賞味期限を延長できれば、食べ残しや期限切れによる廃棄は減少し、その結果、
事業でも家庭でも食料へのコストや出費は軽減され、また最終的には日本の食品ロスの削減に貢献できると考えています。

 

【先進食品包装技術-ガス置換包装】

食品の変質(風味ロス、変色、酸化、微生物繁殖による変敗・腐敗)を抑制し、新鮮さ、安全性を長期間維持するため、包装ラインにMAPシステムなどガス置換包装システムを導入する先進食品工場が増加しています。2021年、いくつかのコンビニエンスストアではお惣菜にもこの技術を導入し、賞味期限の延長に成功しています。

コーヒー豆、茶葉、ポテトチップス等の油分の多い食品には、水分や酸素を透過させるためプラスチック樹脂は使用せず、アルミ包装でガス置換をしています。
食中毒菌対策では、食中毒菌の大半が嫌気性菌であり、真空包装や窒素ガス包装では繁殖を抑制できないため、炭酸ガスまたは炭酸ガスと窒素ガスの混合ガス置換が頻繁に使用されています。

ガス置換包装された食材や食品も、使用する事業者やご家庭で開封してしまうと、その後は空気保存になるため、開封後の酸化や微生物への対策が必要です。

 

【抗酸化システムの開発】

抗酸化システム ルンゴプロシリーズは、 臓器移植用臓器のロングライフ化を目指した医療機器の開発段階で生まれた製品です。小規模の食品製造・調理所やご家庭の卓上で簡単にガス置換ができるシステムです。

大型のガス置換包装システム同様、食品の変質を抑制し、美味しさ、新鮮さ、安全性を長期間維持します。使用用途は「開栓・開封した食品の保存」、「食べ残しや残った調理品の保存や包装」、「小規模製造品や調理品の包装」にご活用いただけます。

 

【抗酸化システムの構成】
基本部分は抗酸化ガスカートリッジ (ルンゴN2/高純度窒素ガス、ルンゴCO2/高純度炭酸ガス)、ガス噴射装置 (マルチレギュレーター)、噴射ノズル、そしてスタンドで構成されています。

 

【ルンゴシリーズ共通の2種類の抗酸化ガスカートリッジ】

 

【抗酸化ガスの性質】


ルンゴN2/ルンゴCO2共通:酸素を含む空気を置換することにより、飲食品全般の酸化やカビを抑制

ルンゴN2 

高純度窒素ガスは固体や液体に溶けにくいため、他の溶けやすい空気成分(二酸化炭素、アルゴン、酸素)を置換する事により、風味や色の維持、酸化抑制、カビや好気性菌の繁殖抑制に
高い効果を有します。

ルンゴCO2

高純度炭酸ガスは飲食品に溶けやすく、酸味の増加など風味は変化しますが、酸化抑制やカビや食中毒起因菌を含む微生物の繁殖抑制に高い効果を発揮します。
また果実や野菜、花などのエチレンガス腐敗を抑制します。
余談ですがロードバイクのタイヤにも両ガスは使用されますが、炭酸ガスはすぐにタイヤを透過するため、応急処置用として、窒素ガスは抜けにくく軽いためレースにも使用されています。

食材から調理品まで、あらゆる飲食品の酸化や細菌による腐敗を抑制し、新鮮に保ちます。

 

【使い方】

使用法は飲食品が入った容器(ボトル、食品袋、食品ケース、キャニスター、冷蔵庫、冷凍庫内など)に用途に応じた抗酸化ガスを噴射して空気を置換します。
0.5リットルのボトルや容器にワンプッシュしてガス噴射し、蓋をします。冷蔵庫・冷凍庫、トロ箱などの大きな容器には 2リットルにつき1秒程度のガス噴射してください。

 

 

【期待される効果】

 

期待される効果は開栓したワインは注ぐたびにワンプッシュ噴射、キャップをして冷蔵保存すれば約48日間、美味しくいただけます。(ルンゴN2→熟成の高い風味あるワイン、ルンゴCO2→軽めのドライなワイン)

焙煎したコーヒー豆ではキャにスターを開ける度にワンプッシュ噴射、蓋をして室温保存すれば約3カ月間、色艶や風味を維持して美味しくいただけます。

その他食材や食品類も酸化やカビを含む細菌繁殖の抑制効果により、通常の空気保存と比較して2から8倍の期間、劣化を抑制できます。

また、生鮮食品では酸化による細胞破壊からの栄養や水分の流出(ドリップ)を抑制します。

*保存する食材の種類、ガスの充填量、保存環境(温度・湿度・気圧)によって期待される劣化抑制期間は異なります。

 

 

 

ユーザー様でのご使用経験の一部