要注意事項

  • ボトルを外した状態で放置しないでください。糖分が乾燥し流路に付着し、注ぎが弱くなったり、注げなくなったりします。飲料を設置しない場合は水ボトルを設置するか、または放置前に洗浄してください。
  • 黒いチューブには素手で触れないでください。菌がボトル内に混入し、風味が3~5日で変わってしまいます。触れてしまった場合は水布巾や食用アルコール等で拭き取ってください。
  • もしサイズが一致しても、専用のガスカートリッジ以外のガス(低純度の窒素ガスや炭酸ガス、アルゴンガス)は使用しないでください。変質(風味がなくなる、変色する、酸化する)だけでなく、高圧のため危険です。
  • もしもの場合の修理(0.6%前後)は一般的な小型家電と同様にエンジニアセンタ―での修理になります。保証期間内・外に関わらず、所有権の関係もあり、修理のための梱包や往復の配送費用はお客様にご負担いただいております。ご購入時の梱包があれば、輸送が安全なだけではなく、配送費用が3辺140㎝の宅急便料金で抑えることができます。

ご購入いただいたお客様に重要なご案内

保証は新品ご購入後1年間(公式中古品は3-6カ月)、保証会社を通してご購入者に適応されます。保証書は大切に保管してください。精密機器のため、転売、譲渡などにより所有者が変更された装置は、保証期間内であっても保証は適用されません。

 

Q1:    片側だけ注ぎが弱くなる/注げなくなる?

A1-1:  ガスの残量が少ない。左側面のガスメーターを確認し、5PSI以下であれば新しいガスカートリッジに交換してください。

A1-2: ノズルや電磁弁が汚れている。(9割以上の原因です)
ガススメーターが10PSI付近を指していて、注ぎボタンを押したときに「カチッ」と音は鳴ったが、”注ぎが弱い”、”注げない”場合は、ノズルや電磁弁に固形物(ワインの糖分)が付着していることが多く、熱いお湯をボトルに入れ、注ぐことで洗浄すれば多くは解決します。(90%以上)

ボトルを設置していない状態で長く放置すると、チューブ内を上昇する湿気がなくなり、電磁弁に付着していた飲料の糖分などが固形化して流路を詰まらせます。たとえば、赤ワインを飲んだグラスを洗わずに数日間放置するとワインが固形化して、こびりつく状態になる事と同様です。

もしボトルのない状態で長く放置した事がある場合はノズルや電磁弁にワインの糖分が付着している可能性があるため、熱いお湯をボトルに入れ、注ぐことにより洗浄してください。ボトルマークのボタン(連続注ぎボタン)を長押ししている間に多くは回復します。

常に何らかの飲料ボトル(水でもOK)を設置していただければ、糖分の固形化は防ぐことができます。

 

A1-3: ガスチューブがキャップの下に出ていない?またはネジレている?

A1-3-(1): シリコンキャップの下からガスノズルが出ていない

なんらかの理由(ボトルの装着時にプラスティックキャップを回したため、チューブがねじれている。または500mlなど短いボトルの装着するためキャップを下に下げ過ぎた)により、シリコンキャップの下から出ているガスノズルがシリコンキャップの中に入ってしまい、正しくガスが噴射されなくなります。

この場合は片手でシリコンキャップを握り、もう一方の手でプラスティックキャップの上部から出ているガスノズルをシリコンキャップの下まで押し下げてください。

A1-3-(2): キャップの上のガスチューブのネジレ

ボトルを取り付けるキャップの上部にワインの通る流路の黒いチューブと白いガスのチューブがあり、そのガスチューブがネジレていないかを確認してください。(ボトルをはめる時にキャップを回してしまうと飲料チューブやガスノズルがねじれてしまいます)

ネジレていたら、黒いキャップを回し、ネジレをほどいてください。

 

A1-4:   バックパネルを外し、内部のガスチューブにねじれがないかを確認

  • 通常ガスチューブとコネクターは上部で接合されています。取り外しの時にコネクターを回転させてしまいますとガスチューブがねじれ、注ぎが弱くなったり、注げなくなります。

A1-5:  ガス安全弁を少し引っ張りガスを抜く

A1-6:  ガスカートリッジを緩め、ガスを少し漏らし再装着

  • 一度カートリッジを少し緩め、ガスを漏らし(音が出ます)、もう一度ガスカートリッジを装着します。(カートリッジは1度外してしまうと抜けてしまいますのでご注意ください)

上記を実施しても改善されない場合、エンジニアセンターでは添付の調整で回復させます。→片方だけ注ぎが弱いまたは注げない対処法 (202101)

 


Q2:    注いだノズルからポタポタと液だれする?

A2-1: ボトル内の内圧が上がりすぎている可能性があるため、ボトルを一度取り外して再装着をしてください。

A2-2: 注いだあと液だれし、しばらくすると液だれが止まる場合

ノズルにつながる電磁弁に固形物が付着している可能性があります。それにより弁が完全に閉まらず隙間ができ、ノズルやチューブ内に残った飲料が液だれする可能性があります。

ボトルを設置していない状態で長く放置すると、チューブ内を上昇する湿気がなくなり、電磁弁に付着していた飲料の糖分などが固形化します。たとえば、赤ワインを飲んだグラスを洗わずに数日間放置するとワインが固形化して、こびりつく状態になる事と同様です。

  • 熱めのお湯をボトルに入れて、注ぐことによって電磁弁や流路を洗浄してください。
  • 残った飲料が固まらないよう、常にボトルを装着してください。注ぎきったボトルでも若干の残量があるため、1週間放置しても電磁弁が詰まることはありません。長期間使用されない場合は水などの入ったボトルを設置してください。

A2-3: 強炭酸飲料+膨張しない高硬度のボトル(ガラス瓶や高硬質プラスティック)+環境要因(温度、気圧)の組み合わせによって、ボトル内が高圧になりすぎてノズルから少量の液だれが生じることがあります。故障ではありませんので下記をお試しください。

  • (ボトルの内圧を下げる)ボトルを一度取り外して再装着をしてください。
  • (ガス流路の圧を下げる)黄色いバルブを引っ張りガスを逃がしてください。引っ張った後はバルブが開いたままにならないよう、ご注意ください。
  • (ノズルを斜め上向きに)少量の液だれであればノズルを斜め上にして、注ぐ時に下に向けてください。

  • (洗浄する)注いだあと液だれし、しばらくすると液だれが止まる場合は電磁弁に固形物が付着している可能性があるため、A-2同様、熱めのお湯で洗浄してください。

 


Q3:  左右のノズル両方ともに設定量の半分程度しか出ない

A3: もし上記状況でガス圧が8PSI前後であれば、ガスカートリッジの装着時に斜めにねじ込んでしまっている可能性が非常に高く、ガス抜けもあるためガスの消耗は非常に早くなります。また斜めでねじ込んだ場合、カートリッジは簡単には取り外しができなくなりますので、十分ご注意ください。とにかくガスカートリッジを取り外し、新しいカートリッジを慎重に取り付けてください。

 


Q4:   注ぐ時に片側だけ「ブーン」や「ジーッ」などとても大きな音が鳴る

A4: その注ぎ側の2つの電磁弁、(A)飲料の注ぎ電磁弁(飲料電磁弁)、または(B)ガスを供給する電磁弁(ガス電磁弁))が緩んでいる可能性があります。大きな音鳴りの原因は(A)は低確率、(B)は高確率。

作業前の準備事項

  • 高頻度でネジを紛失されます。交換用のネジはありませんので、ネジの取り扱いには十分にご注意して作業を行ってください
  • 磁気帯びプラスのねじ回しをご用意ください
  • ネジを置くトレイをご用意ください
  • 電源をお切りください。
  • 設置しているボトルを一時的に取り外してください。

調整作業

1.ガスカートリッジを収納している背面パネルを外します。

2. で囲まれた背面上部のトップパネルを止めているネジを2か所外します。

3.トップパネルを外します。

4.(A)飲料電磁弁ので囲まれたネジに緩みがないかを確認し、緩んでいればネジが止まるまで右に回してください。

5.電源を入れ、注ぎボタンを押して大きな音が鳴り止んだかを確認(天井パネルを装着すると音は小さくなります)

音が小さくならない場合は(B)ガス電磁弁の緩みが考えられますので、再び電源を切り、ガス電磁弁の締め作業に移ります。

6.電磁弁に触るため、銀色パネル(電源スイッチの付いたパネル)を取り外すため、背面の銀色パネルを止めている左右のネジを外してください。

7.上から覗き込むと黒い電磁弁ボックスが2つ見えます。その横の銀色のパネルを止めているで囲んだ2つのネジを外してください。

8.ガスカートリッジのホルダーに注意して、銀色パネルを上部に外してください。

9.ガスカートリッジの奥に電磁弁ボックスが2つ並んでいます。

10.電磁弁の黒いプラスティックリングが緩んでいる場合右に締めてください。

これで完了ですので、銀色パネルと天井を元通りに装着してください。

 


Q5:   ガスがすぐになくなる

A5-1: ガスを取り付けた時、ガスメーターは10PSI以上にもかかわらず、装着してボトル数本でガスがなくなる場合は、ほとんどのケースでカートリッジの装着が緩く漏れている、またはカートリッジを装着するコネクター内のパッキンが傷つきガスが漏れている可能性があります。

  • ガスカートリッジを締め直してください。カートリッジが少しでも回る場合は漏れていた可能性が高いです。
  • ガスカートリッジの取り付け場所の奥に見える安全弁(黄色のプラスティックキャップとぶら下がるリング)がしっかりと戻っているか確認します。黄色キャップにぶら下がっているリングを引っ張り、少しガスを漏らした後、リングを放すと黄色いキャップがばねで戻ります。念のため、そのキャップを取り付け側に少し押してください。(隙間があればそれが解消されます。)
  • ガスカートリッジ取り付け口からガスが漏れていないか?を音で確認する。念のため一度カートリッジを少し緩め、ガスを漏らし(音が出ます)、もう一度ガスカートリッジを装着します。(カートリッジは1度外してしまうと抜けてしまいますのでご注意ください)
  • ガスパッキンはボトル交換頻度が多い場合や他の理由で傷ついてしまった場合、ガスが微量に漏れ注ぐ力が弱くなったり、充填できるボトルの数が極端に少なくなります。ガスパッキンの交換をお願いします。


Q6:   ガスメーターが30PSIを振り切って、0地点の反対側まで到達、ガスカートリッジを交換しても同じ現象

A6:  info@lungo.click に件名を”ガスメーター振り切れ”とご記載の上、ご氏名とご連絡をご記載の上、メールを頂ければ支給に対処させていただきます。または営業時間内(平日10:00- 17:00)にお電話いただければ幸いです。

 


Q7: 業務用の大きなガスボンベ(窒素・アルゴン・二酸化炭素など)は使用できますか?
A7:
100g以上の高圧ガスボンベを在庫する認可が必要です。もし免許をお持ちであれば大きなガスボンベを使用することは可能です。お近くのまたはお取引のガスボンベ屋さんに連絡し、ガスに合わせたレギュレーターとガスボンベを装置のガスカートリッジ装着部(サイズは5/8x18UNF)に取り付けて貰ってください。ただし、飲料の品質維持のため、99.995%以上の高い純度(不純成分2万分の1未満)の食品用窒素ガスが理想的です。最低でも99.99%より高い純度を使用してください。純度が低ければ十分に酸化を抑制できないだけでなく、他のガス(二酸化炭素、アルゴン、酸素など)の溶け込みによって風味が変化するリスクが高くなります。99.99%以下は工業として一般的には分類されています。飲食品のガス置換包装において、置換するガスの純度が僅か0.01%(1/10000)変わるだけで風味、色艶や酸化に大きな影響を与えます。なお窒素ガス以外のガスは固体や液体に溶けやすいため成分構成が変わるため変質リスクが高いため、必ず高純度の食品用または研究用窒素ガスを使用してください。