ワイン保存の都市伝説

二酸化炭素やアルゴンは窒素や酸素より重いため、ごく少量で残ったワインの液面を覆い、酸素との接触を防いで酸化から守る。

 

正しい気体科学

空気中の気体分子は熱運動(ブラウン運動)によって高速(約 500 m/s)で拡散しています。

大気中の各気体成分(N2・O2・Ar・CO2)は、屋外・屋内・ボトル内に関わらず、重力によって層を作らず、瞬時に混合され空気として存在します。

そのため、ガス置換では。空間容積以上の気体を勢いよく噴射し、中の空気を追い出す必要があります。

また、ヘンリーの法則により、気体は比重の高い(重い)順に液体に溶解します。

重い気体がワインに溶解すると、ワインの分子構成比が変わり風味や色に影響を与える可能性があります。

そのため、ガス置換包装・保存において効果を最大化するために下記の重要事項があります。

  • 風味を維持するためには、ガス置換に用いる期待は、飲食品に溶けにくい気体で選ぶ。
  • できる限り空気を残さないように空間の容積分以上の気体を容器内に入れる。
  • 空気と混じる前にボトルや容器内から空気を追い出すために、勢いよくガスを噴射する。

それらの要素によりワイナリーではボトリングに高純度の窒素ガスを充填しています。それにより、ワインは100年近く風味を維持しています。また、日本の多くの食品会社は製造した長期間流通できるよう、食品の包装時に窒素ガスを充填しています。

ルンゴプロは上記の開栓したワインや開封した食品を製造時の状態に近づけるために使用されています。