使用法サマリー】

(1) はじめてのガスカートリッジ取り付け

(2) 食品容器 とガス充填量
プラスチック樹脂の食品ケースや袋は水分や酸素を透過します。飲食品を1カ月以上の長期保存するときは遮断性の高い容器(瓶、缶など)をご使用ください。

容器サイズ0.5ℓに対して抗酸化ガスをワンプッシュ(0.3~0.5秒前後)噴射します。食品用の保存袋を使用する場合は、食材を入れた後、袋内の空気をできる限り抜き、抗酸化ガスを噴射します。空気を抜くことで抗酸化ガスの噴射量を節約できます。

【ガス充填の注意】

プッシュ式(ONE PUSH MAGIC)の使用上の注意

出力量はON/OFFではなく、押す深さにより出力圧を可変できる特殊なスイッチに設計しています。押す深さとその時間により、ガスの噴射量が調整されます。

  • ONE PUSH MAGICにおいてガス漏れがなければ、ワンプッシュ(0.3~0.5秒)でルンゴN2は約150回噴射でき、ルンゴCO2では約400回噴射できます。
  • ワンプッシュ(0.3~0.5秒)の瞬間噴射ではなく、「イ~チ」のように押すと、1秒近く押してしまい、時間が長すぎるだけではなく、押す深さも約2倍になってしまい、ガスの出力量は通常の6倍(6プッシュ分)に増加します。
    少量でも効果は高いため、ご安心いただき、短めをお心掛けていただければ幸いです。

 

ダイヤル式(DIAL MAGIC)の使用上の注意

出力量はダイヤルで出力圧を調整します。その出力圧と出力時間により、ガスの噴射量が調整されます。

  • ゆっくりとダイヤルを回し、ガスの音を聞いた瞬間に戻しても1秒前後は経過していますので、常に少なめの出力をお心掛けください。
  • 微量で連続出力すると160秒程度出力されます。(プシューという弱めの勢いの出力では60〜80秒程度です。)
  • ガスカートリッジの内圧により窒素や炭酸を排出しているため、使用環境(温度、気圧など)によってガスの出力量は変わります。マルチレギュレーターのダイヤルの数字(出力圧)は一定環境での目安ですので、出力が弱い場合はダイヤルを多めに回し、出力が強い場合は少なめに回してください。この内圧・外圧の変化による出力量の大きな増減を補正できることがダイヤル式出力の大きなメリットです。
  • CO2ガスは一度に大量に噴射するとカートリッジが超低温となり低温火傷のリスクもあります。また大量に吸引すると酸欠のリスクもありますのでご注意ください。

(3) キャップなしのボトルでの酸素抑制有効時間
飲料の残ったボトル内に抗酸化ガスをワンプッシュ噴射してキャップをせず放置し、10分ごとに束ねたお香に火をつけボトル内に入れると、約40分経過後まではお香はすぐに消えてしまい酸素量が少ないことが分かります。

 

【ボトル内の酸素欠乏状態の維持試験結果】
ボトルに抗酸化ガスを噴射後、キャップをせず、約40分間は酸素のほとんどない状態を保てます。

 

 

【使用実例】

1. 開栓したワインやお酒、飲料の酸化防止/ 食事中や保存中の酸化や細菌繁殖防止:

 

残ったワインの保存に:
残った飲料ボトルにガスをワンプッシュ噴射し、キャップをして冷所保存すれば48日間、酸化を抑制し新鮮に保ちます。

  • 風味を維持しながらの酸化・変色抑制⇒ルンゴN2ガス
    • 熟成した赤・白ワインなど
  • 低コストの酸化・細菌繁殖抑制 ⇒ルンゴCO2ガス
    • ライトなワインやスパークリング
    • 屋外など細菌が多い環境でキャップなしでワインボトルを放置する場合

 

使用法:

  • アダプター(ジェット噴射ノズル)SまたはLを装着
  • ボトルまたは飲料の口にルンゴプロ用のアダプターノズルを挿入
  • 0.3~0.5秒程度ガスを噴射
  • キャップをする

飲料ボトルへの注入方法の動画(22秒)

 

1-2. 試飲比較

【テイスター】
黒田 敬介ソムリエ:  銀座3丁目 レストランテ クロディーノ オーナソムリエ。
1991年フィレンツェの三ツ星レストラン、リストランテエノテカ・ピンキオーリのオーナーピンキオーリ氏に従事。ローマに2年、フィレンツェの本店で1年、エノテカ・ピンキオーリ東京のシェフソムリエとして20年、世界中の銘醸ワインを自由に操り、ワイン愛好家をうならせてきました。エノテカ・ピンキオーリ東京は惜しまれつつ閉店したのち、「本物をリーゾナブルな価格で多くの人に伝えたい」と、ピンキオーリ時代のニックネームを店名として、レストランテ クロディーノをオープンしました。 料理はエノテカ・ピンキオーリ東京でスーシェフを5年務めた丸山 孝一シェフが心を込めて腕を振るっています。

お客様でのワイン/スパークリング風味維持/酸化抑制試験結果←クリック

 

2. コーヒー豆や茶葉の風味維持と酸化抑制に

使用法:

  • アダプターノズルまたはニードル(針ノズル)を装着
  • キャニスター内に0.3~0.5秒噴

 

【抗酸化ガスカートリッジ ルンゴN2とルンゴCO2の使い分け】

生豆はカビや害虫をさけるため炭酸ガス充填がお勧めです。
焙煎後は空気や水分を急速に取り込み、酸化が一気に進み、短期間で風味が消え、苦みが加速的に増します。
また酸化したコーヒーの摂取は酸化したアルコールや油分を摂取することと同様に健康を蝕みます。

焙煎後の珈琲豆や珈琲粉末の風味やビタミンを維持しながら酸化抑制、変色やカビを防止するためには固体や液体に溶けにくいルンゴN2ガスで空気を置換することをお勧めします。

コーヒーメーカーや自動販売機では害虫やカビを含む微生物を抑制するためルンゴCO2による酸化抑制がおすすめです。

カフェテナンゴ様での4カ月の試飲試験結果(珈琲グッズの専門商社、ブランディングコーヒー様のサイト)←クリック

カヤヌマコーヒーさんが運営する中米スペシャルティコーヒー専門店カフェテナンゴ様(東京都世田谷区)で焙煎したコーヒー豆を3種類のキャニスター(空気保存、使用の度にルンゴプロCO2を注入、ルンゴプロN2を注入)で4か月間常温保存し試飲されました。結果はルンゴN2では4カ月間、風味を維持して酸化・変色を抑制できたようです。ルンゴCO2では2カ月間は風味も維持できましたが、その後は酸味が増し、色艶も少しくすんできたようす。